学資保険比較の考え方[学資保険だけではない?]
学資保険も金融商品の一つということを理解してください。学資保険にはメリットとデメリットが伴います。保障の内容や払う保険料と受けとるお金の総額とそれまでに要する時間、そして保障の内容をきちんと理解した上で加入するかどうか、あるいは見直すかどうかについてしっかり検討をしてください。
さて、教育資金のことだけを考えている訳にはいきませんので、次のことも同時に考えなければなりません。
1.自分や我が家の価値感や人生設計に合っているかを見極めてください。
2.現在の家計収支と将来の長期的な家計の全体像を掴んで、収入や支出と蓄えとのバランス・住宅費用や他の保障費用、夫婦の老後資金、家族のたくさんの夢を叶えるために準備しなければならないお金などを総合的に考えてください。
3.短期間で準備するお金、中長期の時間をかけて準備するお金など、時間の割り振りを考えて効率よくお金に働いてもらいましょう。
場合によっては、今出せるお金をこどもの学費に投じた結果、夫婦の老後の資金が大きく不足するケースもあります。あてにしていた公的年金は少子高齢社会の到来で負担の増加と給付の削減を余儀なくされ、企業年金がある方も企業年金基金の解散や給付の削減といった波が押し寄せています。長期的なライフプランで見ると、こどもの教育費は教育ローンや奨学金などを活用し、手元にあるお金は将来の不足を補うための財産づくりに向けた方がいい場合も多々あります。何が自身や我が家にとって最良の選択肢となるかを長期的な視点でじっくり考えてください。
このように学資保険はあくまでも教育資金を作り上げる手段であって、学資を賄う全てではありません。視野を広げて考えてみて、その結論が学資保険であるならそれで良いのではないでしょうか?